テーマ:ひとりごと

神代水生植物園(ハナショウブほか)

花菖蒲湿地の中に咲き満ちて花それぞれのいろ競いつつ    豊かなる湿地と陽ざしに育まれ花菖蒲咲く色とりどりに    をみなへし佐紀沢に生ふる花かつみかつても知らぬ恋もするかも(万葉集・巻4-675) <ハナショウブ(花菖蒲):アヤメ科アヤメ属> 両の手に零るるほどの花菖蒲反る花びらの多彩ないろめき <深大…
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オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)

三枚の葉の上ちょこんと白一輪ためらわず咲く延齢草は <開花順→>   熱帯夜を乗り越え今年も花咲きぬ白き大花延齢草に <エンレイソウの実>         <2007/6/13:旅行先にて> 単純なる三枚の葉と花びらの延齢草咲く徽章の如し…
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ヒメシデコブシ(ベニコブシ)

   <ヒメシデコブシ(姫四手辛夷):ベニコブシ(紅辛夷)> 蒼天に四手の花びらおもいきり一斉に開く紅辛夷春     春嵐吹くたび四手の花びらは枝にしがみて捩れつつ靡く 春の日を薄桃に染め四手辛夷 染井吉野の盛り過ぎんと <多摩森林科学園のシデコブシ>   <公園のコブシ(辛夷)>…
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ヒヤシンス

今年また少しスリムになりましたヒヤシンスの花色は変わらず   風信子忌五日も過ぎて満開のヒヤシンスの桃微かに香る 片恋のわが世さみしくヒヤシンスうすむらさきににほひそめけり(芥川龍之介)   花茎を囲む小花の寄り添いて上へ上へと咲くヒヤシンス 夭折の詩人を思わせ風信子満開となり風雨に倒る 甘やか…
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金芽ネコヤナギ(猫柳)

      <金芽ネコヤナギ> 鉢植えの小株の赤き芽ほつほつとほぐれて耀く金芽猫柳     ふさふさなる仔猫の尾より短くて猫柳の穂盛りの花時 かはづ鳴く六田(むつた)の川の川柳のねもころ見れど飽かぬ川かも(万葉集巻9-1723) <以下は神代植物公園のカワヤナギとコリヤナギ:2008/3/22>  …
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プリムラ・マラコイデス,プリムラ・ビアリー

   <プリムラ・マラコイデスと右手前:プリムラ・ビアリー> 満開の桜咲く庭プリムラの鮮やか桃色咲き満つ四月   花冷えの卯月の朔日風に散る桜花びらひとひらみひら <右手前:プリムラ・ジュリアン八重種・プリムローズ> 幾年も零れ種より咲き継ぎし乙女桜のわが春の苑 <プリムラ・ビアリー> …
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オキナグサ(翁草)

三月の尽日雨に打たれつつ俯き閉づる朝の翁草 花冷えの雨に打たれし翁草午後の陽ざしに開く花びら 差し込みし午後の光に生き生きと黄色麗し翁草の蘂   芝付の御宇良崎なる根都古草逢ひ見ずあらば吾恋ひめやも(万葉集巻14-3508) おきなぐさに唇ふれて帰りしがあはれあはれいま思ひ出でつも(斉藤茂吉) 白頭翁…
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ツタンカーメンエンドウ

戴きし五粒の種より育てたる七代目の花紫豌豆   咲き終ゆる豌豆の花知らぬ間に薄き莢抱き紫染めて 開かれし古代エジプト「王家の谷」紫豌豆花色深し そのルーツ「王家の谷」かと謎めきて紫豌豆莢色不可思議 皺みたる軽き種より発芽せし紫豌豆逞しく伸ぶ 7年前、花好きな友人から5粒の「ツタンカーメンエンド…
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ユキワリソウ(雪割草)

砂利の間を割りて今年も咲き継ぎぬ紅の色濃き雪割草は     地植えなる雪割草の遅れ咲きようやく届く日差しを浴びて 美しき蘂持つ小花雪割草飽かず眺むるキンポウゲ科を 砂利のある塀際にカヤツリグサがあり、そこの根元に地植えしてある雪割草。 鉢植えより遅く出て来て、今がちょうど見頃となっている。 …
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庭の桜

狭庭辺に植えし桜の七年目屋根まで伸びて枝に花満つ 決別と新たな決意湧きあがる大樹の桜万朶の花は   目白来て鵯も来て蜜を吸う庭の桜は匂うがごとし   春は花夏は日蔭となす桜秋の落葉の季を憂える 咲きそめて幾世へぬらん桜花色をば人に飽かず見せつつ(藤原千景) 交番の上にさし…
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外出先にて(カタクリ、カイコバイモ、アズマイチゲ、ニリンソウほか)

早いもので、また今年もカタクリの季節が巡って来た。 「咲いた。」と知ると、殆ど毎年郊外の城址公園へと出かけてその可憐な花に逢いに行く。 去年は斜面一面に咲き群れていたが、今年はまだちょっと時期的に早かったようだ。 この場所は武蔵野の面影を残す小高い丘陵地になっていて、山の傾り一面にカタクリが群生しており、間近でしっかりとそ…
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シロバナジンチョウゲ(白花沈丁花)ほか

挿し木より二株育つ白花の沈丁花の枝数を増しゆく         <自宅庭にて> 忘れたきこともまたふと誘い出す淡き香の白花沈丁 頑なる蕾を終えて春宵に何処からともなく香る瑞香 幾度となく移植させられ絶え果てし沈丁花の花紫の株 <自宅近くの公園入り口の沈丁花(ツツジの下蔭に):2008/3…
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神代植物公園(ユキワリイチゲ、キクザキイチゲほか)

      <ユキワリイチゲ(雪割一華)> 今年また三たび訪いゆき群落の雪割一華の花に巡り来 去年より花株増えて白々と雪割一華ひたすら清し <ユキワリイチゲ(雪割一華):2008/3/22>  人知れず訪う人少なき樹下にあり雪割一華一面群れ咲く 薄青き菊咲一華も一株に一輪のみの花…
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ニオイトサミズキ(シナミズキ)ほか

      <ニオイトサミズキ(シナミズキ):自宅鉢植え> 鉢植えの支那水木の花数多咲き僅かに蘂見せ仄かな香   枝々を賑わう黄緑鮮らけし支那水木の花目覚めの春に               <自宅鉢植え> 雨風を避けるか花穂かたまりて下向きに咲く支那水木の花 春雨もあがる昼過ぎ庭木々の潤い含み瑞々し…
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神代植物公園(桜、桃、杏)

     <ジンダイアケボノ(神代曙)> 濃き桃の「神代曙」桜ばな咲き満つ下枝我も見上ぐる 世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし(在原業平) コート脱ぐ弥生半ばの園に咲く染井吉野に先駆けの桜         <ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)> 大樹なる「八重紅枝垂」の桜木をカメラに撮りしは三十年前…
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断崖の女王(シンニンギア・カネスケンス)

室内の「断崖の女王」冬越しし約束通りに葉と花の出づ 産毛持ち銀白色に光る葉と「断崖の女王」名前忘れず   幾度も断崖に立ち生きながら花の世界に癒さるる日々 失いしものもあれども得しことの多々ある人生切り岸の花 <レクステネリア ブラジリアン・エーデルワイス> イワタバコ科 シニンギア(シンニンギア)属 …
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シュンラン(春蘭)

知らぬ間に鉢の春蘭蕾出で楚々たる花の三本が咲く   細き葉の中に隠るる緑花微かなる香放つ春蘭 らん展に求めし二株細々と地にあり雪を耐えて一年 爺婆の別名付けられ春蘭は花茎曲り唇弁に黒子 豪華なる鉢に植えられ蘭展の銘ある春蘭花色ゆかし 地植えなる春蘭今年は蕾ひとつ落葉樹のもと落葉に埋もる 蘭の香の…
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アクロクリニューム・ペーパードール

生前の父の好みしローダンセ春の彼岸に切り花供ふ    亡き父の柩に収めし秋植えのローダンセの種共に燃え逝く 色褪せてかさこそ音立つドライフワラー父の思い出ローダンセの花 白梅の散り敷く庭に彼岸の雨花びら閉じるローダンセの桃 雨雫とっぷり含む桜と桃色増す蕾枝々に揺る <アクロクリニューム・ペ…
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ヒゴスミレ(肥後菫)

去年より大株となる肥後菫薫る白花繊細なる葉 絶えゆきし菫幾株あるなかに鉢に咲き継ぐ肥後菫の白 陽を浴びる肥後菫の花匂い立ち心静むる優しき香        <バコパ「コピア」の白花と寄せ植え> 四年次への進級単位やっと足る息子の咲かす花時いつか わが庭にいつより絶えしすみれぐさ清きむらさき思ふなりけり(…
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クロッカス2

クロッカスの青組やっと出揃いて挨拶をする春の陽ざしに     年ごとに仲間増えゆくクロッカス手間隙要らずの球根の花 忘れかけた昔の思い出蘇る春の季節の花の巡りに 季巡り花壇に数多の若芽立ち春の嬉しき喜び溢る クロッカス2008/03/10 <クロッカス> アヤメ科サフラン属 学名:Croc…
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ラケナリア

去年の夏鉢を植え替え育てたるラケナリアの株増えて賑わう   多彩なるラケナリアの花咲き揃う今日の憂鬱吹き飛ばす色     遙けくも生まれし国より隔たりて我家に育つ異国の花々 <ラケナリア>(クォードリカラー) ユリ科(ヒヤシンス科)ラケナリア属 学名:Liliaceae Lachenalia (…
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クジャクツバキ(孔雀椿)

一目見し時より惹かるる孔雀椿開きし初花鳥の啄む   魅せられし孔雀椿の花咲けり枝垂るる枝に八重の重たげ   紅の地に白き斑入りの孔雀椿花びら細く孔雀の羽根似か とりどりの色合い銘もつ椿花木偏に春は色香を誘う 上着を脱ぎ庭いじりする昨日今日花壇に花芽の背のびして立つ 考えても何も浮かばず深々き孔雀…
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サンシュユ(山茱萸 )

庭隅に植えし山茱萸六年目枯るることなく花を開きぬ     二十度を超ゆる陽気に慌ててか固き蕾の解れて咲きぬ               <自宅庭:2008/3/15> 明るくも射し込む春陽に輝きて山茱萸の花黄金に浮き立つ 見上げたる裸木の枝々黄に満ちて春黄金花遠目に輝く        …
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クリスマスローズ4種

地に植えしクリスマスローズ蕾立ち先ずは見頃の四種おのおの まなうらに残像のある美しさキンポウゲ科のクリスマスローズ 実生より年々増えゆくわが庭に異なる色見すクリスマスローズ   咲く花の個性それぞれ好みありクリスマスローズ和洋にも合う   春雨の優しき音立て降りしきり潤いふふみ俯き咲く花 うつしみは…
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ボロニア・メガスティグマ 「ルーティア」 

部屋に置く薄緑色ボロニアの花咲き溢れ薫り立ち籠む     数年前育てて消えしボロニアの桃色花の香より濃し 花粉症のこの身にいとも心地良しボロニアの香のすっきり甘く 鈴生りの花の香りに包まれて今宵見る夢ライムグリーン <ボロニア・メガスティグマ「ルーティア」>  ミカン科ボロニア属 学名:Bor…
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ボケ(木瓜)「長寿楽」

花色の去年より薄き木瓜の花朱に染むる色ふくよかな笑み  <2008/3/8> 鉢植えの木瓜の枝先つつと伸ぶ怠る剪定花数少なし   三月の半ばに入る年度末梅に次ぎ咲く放春花の木瓜 願わくば今日一日のゆとりあれ朝の日うけてクサボケ咲けり(鳥海昭子) <ボケ> バラ科ボケ属 学名:Chaenomele…
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昭和記念公園の梅ほか

          <2008/3/9:立川口広場> 風緩み春陽の温き休日の公園訪う人一万余り 裸木の銀杏の並木すっぱりと伐られし梢平行線引く 冬去りて春立つ木草弥生月花とみどりの誘う公園 もろともに折りてかざさむ我がやどの梅見にきませいまさかりなり(本居宣長)   我が宿の庭隅に咲く一本の白梅も咲き目…
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クロッカス

            <鉢寄せ植え> 数年前植えし球根クロッカス黄色とクリーム今年も株増ゆ        朝に見しクロッカス蕾膨らみが昼には鳥の餌となり果つ <花壇縁植え>        紫のクロッカス未だ葉のみ出で今年の春の足取り遅し 音立てし今朝の雨なか花は閉じ午後の陽ざしにクロッカス開く …
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デンドロキラム原種「ビカローサム」

まだも見ぬ異国に自生の着生蘭肌色小花の地味なる花穂   マクロに見るデンドロキラム蘭の花螺旋の花穂捩花に似る   蘭展に見かけし数多の着生蘭デンドロキラム初めて名を知る 螺旋状の花穂気ままに身を捩るうき身は軽く風に靡きつ <デンドロキラム ビカローサム> ラン科デンドロキラム属 学名:Dendr…
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クンシラン(君子蘭)

実生より育ちし株の十年余君子蘭の花咲き零れたり <2008/2/4>  ひと月半外に寒さを耐え来たる艶葉の中に膨らむ花芽   年毎に大株となり花茎増え枯るることなき君子蘭は 窓辺より差し込む朝陽に君子蘭朱の花金に輝き放つ             <達磨クンシラン> 妻と子に君子のごとくに振舞う夫…
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